• 2025年7月16日

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。杉並区では、満65歳を対象に高齢者肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌ワクチン:ニューモバックス)の定期予防接種を実施しています。予診票を持参してご来院ください。

高齢者肺炎球菌ワクチン(杉並区)

対象年齢 

満65歳

対象者

①満65歳の方

②60歳から65歳未満で心臓・腎臓・呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスにより障害がある身体障害者手帳1級相当の方(お住まいの区への事前申請手続きが必要です)

接種量 1回0.5mL(筋肉内または皮下)

費用 昭和35年4月1日以前生まれの方:1,500円

   昭和35年4月2日以降生まれの方:4,000円

区の費用助成の有無に関わらず、高齢者肺炎球菌「定期費用助成」対象者で予診票をお持ちの方は、予診票への記載額で実施されます

当日の持ち物

 お住まいの区から届いた専用予診票(持参忘れ・紛失の場合は接種できません)

 診察券(お持ちの方)

 保険証もしくはマイナンバーカード

13価肺炎球菌ワクチン(プレベナー13)

プレベナー13は「13価結合型ワクチン」で、肺炎球菌の莢膜とキャリア蛋白を結合して抗原としたワクチンで、ニューモバックスに比べてやや複雑な分子構造をしたワクチンです。キャリア蛋白結合により、T細胞の活性化がおき、B細胞から持続的に抗体が産生され、しっかりとした免疫応答ができ長期間にわたり肺炎の予防効果が期待できます。

ニューモバックスと違い、1回の接種で免疫が持続し肺炎予防効果があります。

現在肺炎球菌ワクチンの定期接種はニューモバックスのみで、プレベナー13は任意接種となります。

この2つのワクチンを併用することで、強い肺炎予防の効果を期待できます。

とくに、糖尿病や悪性腫瘍のある方は免疫力が低下していることが多いので併用をおすすめします。

◇以下に該当する方はプレベナー13がおすすめ◇

※65歳以上の方

※糖尿病

※悪性腫瘍

※養護老人ホームや長期療養施設などに居住

※肺疾患(慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎)

※心疾患(慢性心不全、心房細動)

※肝炎・肝硬変(C型肝炎、B型肝炎、NASH)

※免疫抑制療法の

※脾臓摘出

任意接種費用

ニューモバックスプレベナー
8,000円11,000円
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